
京都といえば舞妓さん。舞妓さんといえば、あの華やかでキラキラした髪飾りの付いた、独特の髪型を思い浮かべるでしょう。本物の舞妓さんの殆どは地毛であの頭を作り上げるそうですが、最近では観光などで舞妓さんになってみたいという人も増えており、そのような人のために準備されたかつらが最近では多くあります。そこで、どんな髪型があるのか、少しご紹介したいと思います。
舞妓さんの髪の形もいろいろとありますが、舞妓さんの体験でよく使用されるかつらは、『割れしのぶ』とよばれる髪型です。これは舞妓さんになってあまり期間の長くない、いわば新人さんの髪型です。そしてもう少し舞妓さん歴が長くなるとする髪型は『おふく』と呼ばれています。このおふくが結えるようになった舞妓さんは、変化形として『勝山』や『おばけ』などの髪型もするようになります。さらに舞妓さんを卒業して芸者さんになる時には、直前に『先笄』とよばれる髪型をします。なかなか体験ではないと思いますが、豆知識として知っておくのもよいのでは。
さて、割れしのぶですが、普通は花簪を全体に着けます。舞妓さんの体験のお店ではこの割れしのぶがほとんどですので、インターネットなどで調べて見かける髪型の写真なども、おそらくこの割れしのぶだと思います。見た目がとても華やかでゴージャスで、舞妓さんらしい髪型に見えるからでしょう。
もしおふくを体験できるならとても貴重な機会になるかもしれません。これは、一見とてもシンプルに見えますが、実はとても手の込んだお金のかかった飾りが多く使われています。それこそ特注の花簪などがあしらわれていたりすることもあるようですので。ちなみに祇園では玉簪なども違いがあって、割れしのぶの場合はサンゴを使うことが多く、おふくの場合はもっと値段の張る翡翠などを指すのが一般的だそうです。
たかがかつらといっても、このような文化的な世界では、とても個性的で興味深い特徴があるので、女性でしたらぜひ一度お試しあれ。あ、もちろん男性でもいいかも・・・