かつらの快適生活

かつらの寿命

縮れ

かつらが古くなる要素の一つに、かつらの毛が縮んでしまうこともあげられます。このかつらの毛が縮んでしまう事をピーリングといいます。毛先が不自然に縮れてカールしたような状態になってしまい、自分の髪の毛と馴染まなくなってきて、かつらと自毛に差が出来てしまう現象です。

これは化学繊維の独特の現象です。人毛の場合だと無理に引っ張るとある時点で切れてしまいますが、化学繊維の毛は伸縮にやや強く、少し伸びて引っ張る力に耐えようとします。そして伸びた毛がもとの形状に戻ろうとして、伸び縮みを繰り返すうちに、だんだんと縮れた毛が元に戻らなくなってしまうのです。

かつらに出来てしまった縮れ毛が少ない場合はカットしてごまかすこともできますが、全体的に縮れてしまった場合は、なんとなく不自然で違和感が出てきてしまいますので、ひどい場合には使えなくなってしまいます。それで、縮れの原因となりやすいものに注意しましょう。例えば静電気の起きやすい服装は避けたり、引っかかりやすいマジックテープのようなものに絡み付かないようにすることも大切です。特にロングタイプのかつらは絡まりやすいので、ショートタイプのかつらより注意が必要でしょう。

また、本当の髪の毛であれば、引っ張られたり絡まったりすると痛いですから気付きやすいことでも、かつらになると気付かない、ということが起きてしまいます。それでブラッシングの時などには力を入れ過ぎると傷みが生じやすいので、無理やり髪の毛を梳こうとしてはいけません。

とはいっても、縮れは人工素材のかつら全てに起こる現象という訳ではありませんので、過度に心配する必要はないでしょう。ぜひ付属の説明書をよく読んだり、販売店の方の説明などをよく聞いて、少しでも長持ちさせることが出来るようにしましょう。

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