かつらの快適生活

かつらの寿命

ひび割れ

かつらは使っているうちにベース部分(かつらの裏側のコーティング部分)に、ひび割れが起こる事があります。

メーカーによって素材は違いますが、ビニールやナイロンやポリウレタンなど、柔軟性のある原料が使用されています。かつらのベース部分に使われている素材は、はじめは柔らかくてつるつるしていますが、1~2年ほどで自然に硬化し、ひび割れを起こしてバラバラはがれる場合もあります。原因は、頭から出た皮脂や汗などです。

汗が原因とはいっても、汗に触れるとひび割れを起こしてしまうわけではありません。そんなにひび割れを起こす素材を使うはずはありません。しかし、頭に直接あたってしまうために、かつらのベース部分に付着した汗は、その頭の油脂とともに、細菌の繁殖を促してしまうことになります。この状態が長期間続くと、ひび割れを起こしてしまう原因になるというわけです。

このことから分かるように、かつらを外したあとに内側をきれいに手入れする事は、かつらを長く使っていくためにはとても重要な事なのです。頭には汗をほとんどかかない、と思っている方でも、かつらのダメージのレベルには案外汗をかいているものです。日ごろのメンテナンスが、かつらを長く使うために、どうしても必要な事なのです。

かつらを上手に手入れする方法としては、かつらの内側、そのベースのコーティング部分を、乾いたタオルではなく、湿ったタオルなどを使って拭いてください。アルコールなどは逆にヒビの原因となるので使わないでください。湿ったタオルで油分など、水分以外の付着したものもふき取るように、丁寧に手入れをしましょう。その後、かつらの内部をよく乾燥させるという事も忘れずに行ってください。

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