
天然素材、つまり、人や動物の毛で作ったかつらは、材料が自然のものなので、かつらに加工したときにも、見た目や手触りなどが、とても自然でしっくりくる感じがするというのが、最大のポイントになります。昔は馬の毛などが使用されていたこともあったそうです。でもやはり、人毛で作られたかつらはやはり自然な感じがするので、天然素材の中では一番良く利用されています。
しかし、逆に自然由来の毛であるため、毛の色が変わりやすかったり、色が抜けてしまったりしやすいという弱点もあります。もちろん、色が変わってしまったかつらを、そのまま使うということは出来ませんので、数ヶ月に一回くらいのペースで毛の色を染め直すことがどうしても必要になります。
しかし、近年、かつらを作る技術などがますます向上していますので、人工の素材のかつらもとても自然な感じに近づいており、手触りも見た目も人の髪の毛にとても近くなってきています。
そのため、天然素材のかつらよりも人工素材のかつらのほうが、最近ではよく用いられるようになってきています。今後、技術がもっと進歩していくなら、人工素材のかつらも、天然素材のかつらとほとんど差が無くなるのではないかと考えられます。
もちろん、天然素材で作られたかつらも、人工素材で作られたかつらも、得意な分野と苦手な分野があるので、かつらメーカーなどでその違いや特徴、メリットやデメリットなどを確かめた上で、どちらのかつらにするのかを決めると良いでしょう。また、実物見本を見せていただくなら、自分の目で比較でき、より良い選択が出来るでしょう。